第七官界の中心で咆哮する

イチオシのカナダ発ポストアポカリプスBL小説『Fallocaust』をはじめ、英語のM/Mロマンス(BL)を中心に、BL小説などをレビュー。

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第5章の読み方

 5章のガイダンスです。

 

twipla.jp

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

第5章の要約

残酷描写:なし

性行為:なし

読了時間の目安:10分(6ページ)

 

グレイソンがファロコースト世界の歴史を語る。レオとグレイソンが何か隠している疑惑。

 

導入

:4章の続きです。

 

ストーリーライン

・レオとグレイソンがリーヴァーの家にやって来る

・二人はリーヴァーが指示に従わず危険を犯したことで狼狽している

・リーヴァーは二人の態度から、何か隠していると感じ、説明を要求

・グレイソンがサイラス王のことを説明するためファロコースト後世界の歴史を説明する

 

語彙

・draft

徴兵

 

・Not good enough

十分ではない

(P43)ここでは、グレイソンの答えが説明になっていないという意味。

 

Watch the attitude

態度に気をつけろ

似た表現として、「Watch your tone (言い方に気をつけろ・生意気な口を利くな)」や「Remember your place (立場をわきまえろ)」などがあります。

 

・be taken aback

呆気にとられる

 

"Because Carter would have taken you, that's why!"

would have (過去分詞); 〜したかもしれない(仮定法過去)

 

・ give a shit

気にかける;否定形で使われる。I don't give a shit で「そんなことはどうでもいい」という気持ちを表す。

 

Sestic radiation

ファロコースト独自用語。サイラス王が放出した放射線で、電子機器を故障させると同時にものを保存しやすくする効果があるらしい。そのため、グレイウェイストの古い缶詰などがいまだに食べられる。

コメント

リーヴァーは随分と世間知らずなようです。そして思ったよりパパ達に愛されてますね。随分心配していたようで、ちょっとまだ明かされてない秘密の臭いも感じます。。ここでグレイソンの口からこの世界の歴史が明かされ、単にポストアポカリプス世界というだけでなく、不死の王がいて専制を敷いていることが分かります。

 

ここで2年前の話は終わり、次章からはまた現在の話に戻ります。

 

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