第七官界の中心で咆哮する

イチオシのカナダ発ポストアポカリプスBL小説『Fallocaust』をはじめ、英語のM/Mロマンス(BL)を中心に、BL小説などをレビュー。

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第8章の読み方

第3回オンライン読書会の範囲です。

 

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

第8章の要約

残酷描写:微

性行為:なし

読了時間の目安:20分(10ページ)

 

**

 キャラバンの商人からギターを買う約束をしたキリアンだが、キャラバンが予定より早く出発してしまったことに気付く。後を追ってアラスの外に出るが、レギオン兵に捕まってしまう。

 

*この章はキリアンの一人称で語られます。視点(POV: Point of View)キャラクターが誰なのかを意識して読み始めよう。

導入

:前章の翌朝。キリアンの悪夢についての回想。

 

主人公の様子

:第4段落で家のダイニングに座っていることが書かれている(73P) 

ストーリーライン

・キリアンの悪夢についての回想(第1〜3段落 73P)

・ダイニングでラットの干し肉を食べている(第4〜6段落 73P)

・荷物をまとめてドクの所へ仕事に行く(7〜11段落 73〜74P)

(一行あき=場面転換)

・ドクの診療所でキャラバンの商人や傭兵の怪我の手当をする(12段落〜 74P)

  •  アラスではキャラバンが来てくれるように無料の宿泊や怪我の手当てなどを提供している。

・昨日買い物をした店の商人Jepsonに話しかけられる。スパイスを褒める(13段落〜 74P)

・スパイスはレギオン兵がたむろする危険な旧研究所都市から盗み出されたもの(15段落〜 74P)

  • 南にあるラボ群について。Skytechによって研究所都市に選ばれると、一帯が立ち入り禁止になる(17段落 74P〜)

・手作りのギターについて聞かれる。見せたいものがあると言われ、キャラバンの所へいく。Jepsonはアコースティックギターを取り出して見せる。魅了されたキリアンは、手作りのギターを売り、残りの代金は仕事が終わってから払うことにする。(18段落〜 75〜76P)

・仕事が終わるとすぐに家から代金を持ち出し、わくわくとスクエアに戻ると、キャラバンの姿は無かった。レギオンの検問を避けるため、予定より早く出発したことを知る(77P〜)

・手作りギターも手放してしまい、手元に何も無くなったことにひどく気落ちし、キャラバンを追いかけることを決意する。門番をしていたMattに外に出してもらう。リーヴァーは付いて来ているだろうかと思う(78P〜)

・キャラバンの後を追って走り出す。途中、ガイガーチップが放射線を感知して震える。道が悪くなって下り坂になっており、廃棄車両などで混み合っている所に差し掛かる(79P)

・迂回するより乗り越えた方が早いと判断するが、飛び降りて踏んだのはは切り離された人の腕だった(80P)

・周りを見回し、死体は人の手で切り離されていることを見て取る。見慣れた手作りギターを発見し、アラスに居たキャラバンであると分かる(80P)

・レギオン兵6人が現れる。逃げようとするが簡単に囲まれてしまう。(80P)

・兵士たちはキリアンを殺して食べることやレイプすることをほのめかして脅す(81〜82P)

・キリアンは自分はレギオン兵を撃ち殺している“レイヴン”の恋人だとハッタリを言って窮地を逃れようとする(83P)

・殴られて気を失う。

 

語彙・文法

"Doc had me tending to the wounds the merchats and mercenaries had aquired in their long journey to Aras." (74p)

ドクに商人や傭兵がアラスへの道中でこしらえた怪我の手当を任された。

  • have someone doing/do (使役動詞のhave):人にdoさせる
  • tend to :世話をする(他にtend to doで「doする傾向がある」という用法も頻出)

使役動詞は「have+動詞の原形」と習いますが、「have+現在分詞(doing)」の形もあります。参考↓

have O doingはhave O doとどう違うのか | 英語教師質問箱

woundsの後に関係代名詞が省略されていて、「he merchats and mercenaries had aquired in their long journey to Aras.」はwoundsを修飾しています。

 

"You won't survive long enough to tell him* if you keep hurting me." (83p)

*him:the superior(上官)

上官に報告するほど長くは生き残れないだろう→上官に報告する前に死ぬことになるぞ

訳)僕を痛めつけ続けるなら、上官に報告する前に死ぬことになるぞ。

 

コメント

 

うわーー面白くなって来た〜〜〜〜!そして今こそ!!!今こそストーカーが役にたつとき!!!!という段になって居ないリーヴァー!ばか!役立たず!!

いやぁ、お外は危険がいっぱいですね。前の章で王室直属ブランドのDek'koがキャラバンに入っているから、レギオンがお手柔らかにしてくれている・・・というような話があったと思うのですが、虐殺されちゃってるじゃねえか!という。Dek'koは品物を売り切って引き上げたのだろうか。

そして、なんか工場に売っぱらわれちゃうような気配ですが、歩哨のMattがキリアンの帰りを気にしてくれているはずなので・・・なんとか・・・・・なんとかなってくれ!!そして次章のPOV(視点者)はリーヴァーだ!ここからは怒涛の展開だぞ!各自衝撃に備えろ!!乞うご期待!!!!!

 

次章はこちら

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ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第7章の読み方

第3回オンライン読書会(3月開催予定)の範囲です。

 

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

第7章の要約

残酷描写:なし

性行為:なし

読了時間の目安:20分(11ページ)

 

広場でギターを演奏しているキリアンは、キャラバンがすぐに着くことを知らされる。リーヴァーが友人のレノと行ってしまい孤独を感じつつ、リーヴァーの尾行に気付いた時のことを思い出す。キャラバンで買い物をしてから家に戻り就寝する。

 

*この章はキリアンの一人称で語られます。視点(POV: Point of View)キャラクターが誰なのかを意識して読み始めよう。

導入

:キリアンのリーヴァーについての回想。

 

主人公の様子

:広場のコンクリートブロックに座ってギターを爪弾いている。(62P)リーヴァーはいつもの屋根の上に居る。

 

ストーリーライン

・キリアンはリーヴァーについて考えている(61〜62P)

  •  リーヴァーの姿を見たいと思いながら、できないでいる
  •  勇気を出して目を合わせようとすると、リーヴァーはいつも視線をそらして無視する
  •  リーヴァーの髪や目は漆黒に見えるが、光が当たった時だけ深い茶色
  •  漆黒と白い肌の対比が美しい
  •  ハンサムで完璧
  •  髪は後ろが短くて前髪は耳にかけられるくらい長い
  •  初めて間近で見た時、顔を覚えようとした
  •  キリアンの母はリーヴァーと関わるのを禁じていた
  •  リーヴァーは人嫌い。レオとグレイソン、たった一人の友人以外とは関わらない
  •  リーヴァーは町の処刑人である

・スクエアでギターをいじっている(62P)

  •  リーヴァーが後をつけて来ているのは、本来なら怖がるべきなのだろうが、特別扱いされているようで悪い気はしない。
  •  最初はグレイソンがリーヴァーを雇って自分の身辺に目を配らせているのだと思ったが、漏れ聞いた会話からするともう雇っているわけではないらしい。

・リーヴァーがついて来ていることに初めて気付いた時の回想(p62〜)

  • 両親が死んで1週間後にブロックの外へ出て死のうと思っていた
  • 両親は病状がかなり進んでから隔離されたため、家の中の臭いは酷く、ハエや蛆がわいていた
  • 狂った世界に一人取り残され、酷い死に方をするだろうと絶望していた
  • 今となってはそんな風に思ったのを申し訳なく思うが、その時はレイプされると思った

・スクエアでギターを演奏し始める(p65〜)

・グレイソンが演奏に合わせて歌い出し、一緒に歌ってハッピーな気分になる

・もうすぐキャラバンが来ると言われる

・家にお金を取りに行って戻ってくるとキャラバンが到着していた

・グレイソンとレオはキャラバンの知り合いのMenkinとバーへ

・リーヴァーは壁外の見張り番をする友人レノとクスリをやりに行ってしまう

キリアンは取り残された気分で少し嫉妬する

・キャラバンで買い物をする(pp68〜70)

・家に戻る

  • ファロコースト前の幸せな時代に居る自分の家族を想像する
  • 話したこともないリーヴァーしか友達も居ない孤独に涙する

・お腹が空かないので食べずに就寝

 

背景説明

Dek'koは食品や日用品などを取り扱う会社。キリアンの父が働いていた工場はデッコー。買い物に使えるのはデッコー token<トークン>(商品券)のみで、従業員の支払いもトークンで行われる。(p66)

参考:ポストアポカリプスBL「Fallocaust」用語集 解説付き

 

ファロコースト後の平均寿命について:ほとんどは35歳までに死亡する。60歳は高齢。(p70)

 

語彙・文法

"I knew if I was to find out why Rever had started and continued to follow me, I would hear it from Leo and Greyson, (...)" (p62)

リーヴァーがぼくの後をつけ始めた理由、そして今もそれを続けている理由を聞くならば、それはレオとグレイソンからだということは分かっていた。

 

"I knew [if I was to find out why Rever had started and continued to follow me], I would hear it from Leo and Greyson, (...)"

  • (仮定法)I would :  [if 節]ならば、レオとグレイソンから聞くだろう分かっていた

仮定法は「もし〜だったら」という仮定の話は過去形で表すという文法事項です。wouldは助動詞なのでその後に来る動詞は原形になります。

  • (be to〜)I was to : if節で「〜する(つもり)ならば」

"If it wasn't for the many mercenaries" (p64)

もし多数の傭兵がいなければ

  • (If it wasn't for〜)〜が無ければ 

コメント

 

初めてのキリアン視点で回想が多いので、詳しめに書いてみました。ここまででかなり厳しい世界観が明らかになってきましたが、この世界に一人で取り残されたキリアンの孤独と恐怖はいかほどか。これは辛い。リーヴァーは格好つけてないで早く話し掛けてあげるべきだろ(怒)とはいえ、リーヴァーの存在はキリアンの心の支えになっていたようですね。さて次章もキリアン視点です。そろそろ何か展開がありそうな予感ですね。

 

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ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第6章の読み方

6章のガイダンスです。第3回オンライン読書会(日時未定)の範囲です。

 

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

第6章の要約

残酷描写:なし

性行為:なし

読了時間の目安:20分(11ページ)

 

リーヴァーは、気が咎めつつも、不用心なキリアンの部屋を覗かずにはいられなかった。悪夢に悲鳴を上げるキリアンを目撃し、同情して慰めたいと思う自分の感情に困惑する。

 

導入

:リーヴァーがアラスの北ゲートで歩哨仲間のサディと会話する場面。

 

ストーリーライン

・北ゲート。当番ではないのにリーヴァーが見張りに立つ

・ドクが来てキリアンの話をする

・当番のマットが来たのでパトロール

・いつものパトロール順路をたどって、気がつくとキリアンの家の前に来ていた

・色々と言い訳をしながら、キリアンの部屋の窓の前の木の上に陣取る

・キリアンが就寝後、すごい悲鳴が聞こえる

・部屋に侵入すると、キリアンは悪夢にうなされていた

・リーヴァーは自分のキリアンに対する感情に困惑する

 

背景説明

・リーヴァーがキリアンの後を付いて回っているのは周知の事実らしい。

・アラスの歩哨に立つのは4人だが、持ち場についたらあまり話したりはしない。人と関わらなくて良いのでリーヴァーはこの仕事を気に入っている。

・リーヴァーは、ブロックの外から抗生物質などの貴重な薬剤を持ち帰ることがある。

・リーヴァーは優れた暗視能力があり、他の歩哨のように暗視ゴーグルは要らない。また、聴覚も優れており近くにいる人の心臓の鼓動を聞くことができる。

・キリアンはとってもきれい好き

 

語彙・文法

"I had also been thinking of buying Killian a gun"

  • (過去完了)had + 過去分詞
  • (現在進行形)be動詞 + V ing

「キリアンに銃を買うことを考えていた」→意味は現在完了だが、地の文は基本が過去形のため、過去完了になる。

  • 現在形  :I am thinking
  • 現在完了形:I have been thinking
  • 過去完了形:I had been thinking 

 

"This whole town would have been wiped out by disease long ago if it wasn't for me."

  • (仮定法過去)would + 動詞の原形
  • (現在完了)have +過去分詞
  • (受動態) be + 過去分詞

仮定法は「もし〜だったら」という仮定の話は過去形で表すという文法事項です。wouldは助動詞なのでその後に来る動詞は原形になります。

  • it wasn't for (someone); (誰か)が居なかったら
  • being wiped out; 全滅させられる

 

call (someone) every name in the book

あらゆる(悪い)名前で(誰か)を呼ぶ → 罵倒する

 

コメント

 

おいおい〜、ストーカー!!!もう言い訳できないぞ!自分でもちょっとヤバいと思っているようですが、体面を気にしてないで可哀想な子をビビらせる前に早く声をかけろよ、という気持ちしかないですね。

ストーキングは周知の事実ということで、レオやグレイソンが少しはキリアンにフォロー入れてたのだろうか。天涯孤独になってしまった上、ヤバい人にストーカーされてるの、普通に考えて恐怖ですよね。

そして次章はキリアン視点です!やっとか!お楽しみにねッ!

 

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ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第5章の読み方

 5章のガイダンスです。

 

twipla.jp

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

第5章の要約

残酷描写:なし

性行為:なし

読了時間の目安:10分(6ページ)

 

グレイソンがファロコースト世界の歴史を語る。レオとグレイソンが何か隠している疑惑。

 

導入

:4章の続きです。

 

ストーリーライン

・レオとグレイソンがリーヴァーの家にやって来る

・二人はリーヴァーが指示に従わず危険を犯したことで狼狽している

・リーヴァーは二人の態度から、何か隠していると感じ、説明を要求

・グレイソンがサイラス王のことを説明するためファロコースト後世界の歴史を説明する

 

語彙

・draft

徴兵

 

・Not good enough

十分ではない

(P43)ここでは、グレイソンの答えが説明になっていないという意味。

 

Watch the attitude

態度に気をつけろ

似た表現として、「Watch your tone (言い方に気をつけろ・生意気な口を利くな)」や「Remember your place (立場をわきまえろ)」などがあります。

 

・be taken aback

呆気にとられる

 

"Because Carter would have taken you, that's why!"

would have (過去分詞); 〜したかもしれない(仮定法過去)

 

・ give a shit

気にかける;否定形で使われる。I don't give a shit で「そんなことはどうでもいい」という気持ちを表す。

 

Sestic radiation

ファロコースト独自用語。サイラス王が放出した放射線で、電子機器を故障させると同時にものを保存しやすくする効果があるらしい。そのため、グレイウェイストの古い缶詰などがいまだに食べられる。

コメント

リーヴァーは随分と世間知らずなようです。そして思ったよりパパ達に愛されてますね。随分心配していたようで、ちょっとまだ明かされてない秘密の臭いも感じます。。ここでグレイソンの口からこの世界の歴史が明かされ、単にポストアポカリプス世界というだけでなく、不死の王がいて専制を敷いていることが分かります。

 

ここで2年前の話は終わり、次章からはまた現在の話に戻ります。

 

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2019年読書まとめ(燃え尽きて勉強やる気なくなった時期があからさま過ぎる)

2019年、後半になって勉強へのやる気が燃え尽きてしまい、MMロマンスの世界へ逃避行が開始されたんだな・・・・っていうところが見て取れる。しかし、ファロコースシリーズ面白すぎてほんと生きててよかった。 

 

2019年の読書メーター
読んだ本の数:43
読んだページ数:17926
ナイス数:18

(再読)
The Ghost and the Darkness Volume 1 (The Fallocaust Series) (English Edition)The Ghost and the Darkness Volume 1 (The Fallocaust Series) (English Edition)感想
一巻(Fallocaust)に続き、怒涛の展開です。Fallocaustで比較的酷い目に合わされてなかった人達も地獄を見ることに。この世界に災いが降りかからない者など誰もいない・・・・一巻冒頭の文が蘇ります。 離れてこそ強く感じる幼馴染の深い友情に涙。また、守るものが増えたことで成長する主人公や、物語の初期には考えられなかった強さを獲得した登場人物、スピンオフのメインキャラと本編主人公たちが関わり合っていくのも深みが出てきて良い。キメラさん達は災厄としか言えない。

 

(再読)
読了日:12月28日 著者:Quil Carter
Fallocaust (The Fallocaust Series Book 1) (English Edition)Fallocaust (The Fallocaust Series Book 1) (English Edition)感想
再読なのにめちゃめちゃ楽しめてしまった。Kindle Unlimitedで読めるなんてお得すぎる(ダイマ)! 後に明かされる秘密や登場人物の来歴を知って読むと、発言や行動の意味がよく分かるし初読より腹落ちして満足度が高かった。それにしてもあのお方が最低で、最新エピソードであんなことになってるなんて想像も付かない・・・・。そして、あまりに色んなことがあったので、この頃は全てが単純でよかったな〜と懐かしい気持ちになりました。
読了日:12月20日 著者:Quil Carter


Silent Ground Part 2 (English Edition)Silent Ground Part 2 (English Edition)
読了日:12月06日 著者:Quil Carter

 


Silent Ground Part 1 (English Edition)Silent Ground Part 1 (English Edition)感想
Fallocaustシリーズのプレ・アポカリプス時代。Fallocaustの本編後半で出てきたナイトクロウラーのガブリエルとケル、サーシャがシエルレイクに住んでいたときの話。これがシエルレイク・・・・! ロードオブザリング(映画)が公開前という言及があったので2001年以前と思われる。この現代設定での暴力描写が割りときつくて、ポストアポカリプス世界だからわりかしすんなり納得できていたんだな…と。暴力的な理由は後半で明かされてくるので、なんとか大丈夫でした。
読了日:12月04日 著者:Quil Carter

 

Silent Groundに出てくるナイトクロウラーの能力、佐藤亜紀『天使』の能力者っぽい。超能力の行使が単なる感情の爆発とかではなく具体的に人間の心理とリンクした形で描かれていて説得力があるし、ビジュアライゼーションが美しい。


Fallocaust Short Stories: Nothing Bad Happens I PromiseFallocaust Short Stories: Nothing Bad Happens I Promise
読了日:12月01日 著者:Quil Carter

 


A God Among Insects Volume 3 (The Fallocaust Series)A God Among Insects Volume 3 (The Fallocaust Series)感想
同時多発的に衝撃の事態が起こりすぎて伏線を覚えていられないので、章ごとに概要メモをし始めたのだが、色々起こりすぎ!!キャラも増えてもう大変ですわ。 正義が敢えなく退敗したうえ、それなりに繁栄していた王都まで更地になりそうな勢いで諸行無常感が強い。背徳の都は白冥の炎の塵になってしまうのか…。
読了日:11月27日 著者:Quil Carter


A God Among Insects Volume 2: Book 4 Volume 2 of The Fallocaust SeriesA God Among Insects Volume 2: Book 4 Volume 2 of The Fallocaust Series感想
カオス……まさにカオス。現在に至るまで、ファロコーストの世界には正義の味方的勢力はいなかったのだが、(そこが割と好みだったところがある)ついにヒューマニズム的勢力が出現し、ソドムの街スカイフォールを急襲する展開。今までにないほど分裂するデッカー家の崩壊。新事実の発覚と新たな謎、人間関係の変化もかなり激しい。そして私のシリーズ最推しカップルが爆誕した。ロマンス面ではポリガミー/ポリアモリー的仄めかしもあり、不思議な感情のツボを押されて新しい感覚を体験した。
読了日:11月24日 著者:Quil Carter


A God Among Insects Volume 1 (The Fallocaust Series Book 4) (English Edition)A God Among Insects Volume 1 (The Fallocaust Series Book 4) (English Edition)感想
もう無茶苦茶大変なことになっとる。激動の王都スカイフォールはロイヤルファミリーは陰謀でガタガタな上、王様は失踪し、マインドコントロール寄生虫の侵攻が併発、我らの愛するレノはハートブロークンで鬱。キリアン&リーヴァーもピーピーピーがピー。更には未知の敵性存在の気配も・・・。そして[名前を言っていけないあの人]がクソすぎてやばい。もういっぺん死んでくれまじで。
読了日:11月18日 著者:Quil Carter


Garden of Spiders Volume 2: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 3 (English Edition)Garden of Spiders Volume 2: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 3 (English Edition)感想
Elish先生回想録の下巻。これは泣く。今まで「泣いた〜」とか言っても嘘だった()けど午前3時に涙流しながら倒れ伏したわ。あらゆる予想をしていたにも関わらず、まじかよの連続で肝が急速冷凍/解凍を繰り返してスッカスカっすわ。これほど感情的にも家庭(?)内政治的にも振れ幅が180度で濃密な人間関係のうねり、かつ死すべき定めの人間の時間軸でも圧縮しすぎなペースで事件が起こりすぎてこっちが心臓発作を起こしそうだわ。ほんと大変でした。Elish先生お疲れ様でした。GoS2待ってます。
読了日:11月14日 著者:Quil Carter


Garden of Spiders Volume 1: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 3 (English Edition)Garden of Spiders Volume 1: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 3 (English Edition)感想
本編中でElishが執筆していた自伝「Garden of Spiders」。このような長編に仕上がったようです。Elishの目から見たデッカー家ファースト・ジェネレーションの激ヤバな生育環境が幼少時代から語られます。ほっこりパートでは、ぷくぷくベイビーな第一世代のみなさんや、赤ちゃんを抱えつつ幼児にまとわり付かれるサイラス、オムツを変えるお兄さんたちなどが見られます。非ほっこりパートでは衝撃展開につぐ衝撃展開で成人指定。家庭内暴力毒親に耐性が無い方はご注意ください。
読了日:11月10日 著者:Quil Carter


The Suicide King Volume 2 (The Fallocaust Series Book 3) (English Edition)The Suicide King Volume 2 (The Fallocaust Series Book 3) (English Edition)
読了日:11月01日 著者:Quil Carter

 


The Suicide King Volume 1 (The Fallocaust Series Book 3) (English Edition)The Suicide King Volume 1 (The Fallocaust Series Book 3) (English Edition)
読了日:10月27日 著者:Quil Carter

 


Severing Sanguine: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 2 (English Edition)Severing Sanguine: A Companion Book to The Fallocaust Series Book 2 (English Edition)
読了日:10月23日 著者:Quil Carter


The Ghost and the Darkness Volume 2 (The Fallocaust Series) (English Edition)The Ghost and the Darkness Volume 2 (The Fallocaust Series) (English Edition)
読了日:10月17日 著者:Quil Carter

 


The Ghost and the Darkness Volume 1 (The Fallocaust Series) (English Edition)The Ghost and the Darkness Volume 1 (The Fallocaust Series) (English Edition)
読了日:10月15日 著者:Quil Carter

 


Breaking Jade: A Companion Book to Fallocaust Book 1Breaking Jade: A Companion Book to Fallocaust Book 1
読了日:10月08日 著者:Quil Carter

 


Fallocaust (The Fallocaust Series Book 1) (English Edition)Fallocaust (The Fallocaust Series Book 1) (English Edition)感想
『叛獄の王子』原書を読んだらオススメに出てきたポストアポカリプスBL。 世界観はマッドマックス、キャラはアン・ライスのヴァンパイア、展開は東京喰種で引きの強さはコードギアスで、グロさはウォーキング・デッドで暴力性はハンニバルライジング、クスリと葉っぱは全種類って感じだった。 次々に過激な展開を差し出されて、フラフラになりながらも一口食べて「あ、これ好物です」「なぜこの味を忘れていたのか…!」と、ジャンクと暴力と血糊と脳漿とあらゆる禁止薬物と狂気と荒廃のフルコースをお口に流し込まれてヒーヒー言わされました。
読了日:09月30日 著者:Quil Carter


Fallocaust (The Fallocaust Series) (Volume 1)Fallocaust (The Fallocaust Series) (Volume 1)
読了日:09月30日 著者:Quil Carter

 


Mate of the Tyger Prince (Mate of the Tyger Price Book 1) (English Edition)Mate of the Tyger Prince (Mate of the Tyger Price Book 1) (English Edition)感想
地球連合とタイジェリアは長年の交戦状態にあったが、劣勢に立たされた地球連合は議長の娘とタイジェリア皇太子の結婚による和平を申し入れる。その婚儀の日、議長の娘は恋人と共に姿を消し、このままでは地球連合壊滅の危機。そこで連合軍大佐である花嫁の兄・ライアンを代わりに結婚させる案が浮上する…という話。 つまり嫁入りモノだが嫁に人権が無さすぎる。女性の社会的地位が低い社会の構造に酷似していて、違いはタイジェリア人は番いになった地球人を傷つけることは出来ないという点のみ。在タイジェリア地球人にフェミニズムが必要。
読了日:09月14日 著者:Shannon West


FLESH&BLOOD〈2〉 (キャラ文庫)FLESH&BLOOD〈2〉 (キャラ文庫)
読了日:09月09日 著者:松岡 なつき

 


FLESH & BLOOD〈1〉 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD〈1〉 (キャラ文庫)
読了日:09月01日 著者:松岡 なつき

 


The Summer Palace and Other Stories: A Captive Prince Short Story CollectionThe Summer Palace and Other Stories: A Captive Prince Short Story Collection感想
同じ場所と時間をローレントとデイメンと本編のどこかで共有した人たちが、それぞれ全く別の目で見ていたこと。彼らの人生の物語でした。 身分に関係なく、誰もがその人自身の物語を生きることが祝福されていると感じられるお話。

読了日:08月27日 著者:C.S. Pacat


Prince's Gambit (The Captive Prince Trilogy)Prince's Gambit (The Captive Prince Trilogy)感想
オーディオブックの最後に19.5章が収録されています。(原書Kindleおよび邦訳版には無い) ガードを下げた王子の素の部分と小鳥のついばみのようなやり取りが木漏れ日すぎてデイメン共々心臓が危なくなります。

読了日:08月25日 著者:C. S. Pacat


王たちの蹶起~叛獄の王子3~ (モノクローム・ロマンス文庫)王たちの蹶起~叛獄の王子3~ (モノクローム・ロマンス文庫)
読了日:08月23日 著者:C・S・パキャット

 


高貴なる賭け 叛獄の王子2 (モノクローム・ロマンス文庫)高貴なる賭け 叛獄の王子2 (モノクローム・ロマンス文庫)
読了日:08月22日 著者:C・S・パキャット

 


叛獄の王子~叛獄の王子1~ (モノクローム・ロマンス文庫)叛獄の王子~叛獄の王子1~ (モノクローム・ロマンス文庫)
読了日:08月21日 著者:C・S・パキャット

 


Captive Prince (The Captive Prince Trilogy)Captive Prince (The Captive Prince Trilogy)感想
日本のアマゾンで買える英語版KindleとAudibleには、US版紙書籍および邦訳版に入っている「THE TRAINING OF ERASMUS(エラスムスの調練)」が収録されていません。


読了日:08月20日 著者:C. S. Pacat
みがかヌかがみみがかヌかがみ感想
主たる舞台は大正時代。なかなかいい家柄の人たちの習俗が生き生きとというか生々しく描かれていて、核家族育ちのわたしでも「あーこういう嫌らし〜いところがあるよね、日本のイエってのは」という家父長制やイエ制度のねっちょりしたところに絡め取られそうな悪寒付き。けれど、過度に露悪的でもなく、かといって美化してもないのがいい塩梅。主たる登場人物が清々した人物なのと、美しいものを愛でつつ嫌な因習や理不尽を断ち切る志向性に貫かれていて爽やか。夏に向かう今の季節に読めてよかった。
読了日:07月06日 著者:中里 友香


歪み真珠歪み真珠感想
「日向性について」、「影盗みの話」は眠り込んだり意識を失ってしまう話で、どうにも甘美なものを感じてしまう。 東京で会社員をしていたときは疲れが澱のように体に沈殿していて、突然意識を失って1ヶ月くらい眠っていたいとか、冬眠したいとか思っていた。現代は主体の一貫性とか自我を確固としておくことが常に求められていて疲れるので、自我を手放したり意識が変容する話に惹かれるのかもしれない。
読了日:05月18日 著者:山尾 悠子


ミスター・シーナの精霊日記 1 (キャラコミックス)ミスター・シーナの精霊日記 1 (キャラコミックス)感想
‪いろんな種族がそれぞれの時間を生きていて、たまにぶつかったり触れ合ったりして、たまにしか交わらない道が交わることでお互いの心に波紋をおこして、その反響は命が続く限りこだまし続ける…っていうのはファンタジーもSFも同じだなぁって思う。そういうのが好き。 ‬冗談みたいな呪いで寄せられる好意でも、それを否定しないで受け取っていくことにしたシーナは愛が受け取れる人。この呪いに反発して他者を傷付けたりグレたりすることも考えられるけど、そうならないのが優しさであり、優しさは強さだな。きっかけは何だっていいのね。
読了日:03月31日 著者:藤 たまき


きっとあの人は眠っているんだよ: 穂村弘の読書日記きっとあの人は眠っているんだよ: 穂村弘の読書日記
読了日:03月21日 著者:穂村弘
ブレグジット狂騒曲《英国在住保育士が見た「EU離脱」》FUKUOKA U ブックレット14 (FUKUOKA uブックレット)ブレグジット狂騒曲《英国在住保育士が見た「EU離脱」》FUKUOKA U ブックレット14 (FUKUOKA uブックレット)
読了日:03月06日 著者:ブレイディみかこ
増補 日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)増補 日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)
読了日:03月05日 著者:水村 美苗
白き狼の息子―永遠の戦士エルリック〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)白き狼の息子―永遠の戦士エルリック〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:03月01日 著者:マイクル ムアコック
あの人に会いに 穂村弘対談集あの人に会いに 穂村弘対談集
読了日:02月25日 著者:穂村 弘
落花の急―桜の系譜 (コバルト文庫)落花の急―桜の系譜 (コバルト文庫)
読了日:02月19日 著者:金 蓮花
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読了日:02月18日 著者:金 蓮花
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読了日:02月17日 著者:金 蓮花
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読了日:02月17日 著者:金 蓮花
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読了日:02月12日 著者:金 蓮花
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読了日:02月11日 著者:金 蓮花
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読了日:02月05日 著者:リン グレアム
ためらう唇 (MIRA文庫)ためらう唇 (MIRA文庫)
読了日:02月04日 著者:リンダ ハワード

読書メーター

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第4章の読み方

 2月6日に3〜5章を範囲にしたオンライン読書会をやる予定なので、章ごとのガイダンスを書いておきます。第3章のガイダンスはこちら

twipla.jp

1〜2章は作者に許可いただいて翻訳したので、こちらからどうぞ。

『Fallocaust』はKindle Unlimitedでも、普通のKindleおよび紙の書籍でも読めます。そして「なか見!検索」で9章冒頭までお試し読みできる!

 

 

 

 第4章の要約

残酷描写:なし

性行為:なし

読了時間の目安:15分(8ページ)

 

人口調査は何事もなく終わるかと思われたが、調査逃れを狩り出すために探索犬が放たれる。リーヴァーは危うく逃げおおせる。

 

導入

:第3章の続き

主人公の様子

リーヴァーはバルコニーから広場を注視している。

地の文のスタイル

3章でははっきりと示されなかったが、4章では現在のリーヴァーが回想して語っていることが分かる。

ストーリーライン

・調査が何事もなく終わるかと思われたが、調査逃れがいないか市内を捜索するため、捜索犬が放たれる

・グレイソンがmercerを撃つ合図を送る

・リーヴァーは、バルコニーから建物の外壁の出っ張りを伝って逃げる

・3階から壁伝いに地上に降りたところでレオがリストバンドを着けさせる

・誰にも見られないように家に戻る

・ 待つ間、レオとグレイソンは大丈夫か、自分の判断が正しかったか考える

 

背景説明1

リーヴァーの家は人が住んでいない荒れた地区にある、レンガ造りの建物だが、地上部分は物置でコンクリートの地下室で主に過ごしている。レンガの母屋の入り口はコンクリートで塞いであり、本当の入り口は母屋に接している物置の中に設置されたハッチで、トンネルが地下室に繋がっている。

 

背景説明2

家が少ないので、野菜などを育てる畑にしている部分がある。ファロコースト後は日照が少なく、野菜を育てるのは難しい。

 

語彙

・Hessian

遺伝子操作で作られたと思われる犬種

・wrap up

終える・終わる

・then and there

=immediately ;すぐに、即座に

 

"Though I wasn't, and never will be, the type of idiot to sacrifice himself for other people, I knew I had to come up with a better idea than shooting Carter's head off."

thoughは「〜ではあるが」という 意味の接続詞。butは文頭には使えない。

・feet

フィートは約30.5cmですが、文字通り足のサイズくらいと思うと想像がつきやすい。

・rip one's face off

よく出てくる表現。顔を引っぺがしてやりたいほどの苛立ちや怒りを表す比喩表現。

"What trouble that woman would be in for not bringing her kido to the square was beyond me"

・beyond me;

ここでは「俺の感知するところではない」という意味。beyondで超える・超越しているという原意より。

・chip away

取り除くこと。

 

コメント

調査団の仰々しさを目の当たりにしたリーヴァーは、使節を撃つといことの重大さを悟り、グレイソンとレオが自分を調査団から隠し続けていたことに気付きます。結構なリスクですよね。一体どういうこと?

また、アラスの住民のことは嫌っていても、兵士としての義務感は強く、自分の判断に責任を持っていることが伺えます。(意外)

そして、4章最後のパートではサイラス王の影響力について実感した出来事としてこの話が取り上げられていることが述べられています。確かに2章の最後で"it was an important moment in my life"って言っていましたしね。

 

 続きはこちら。

tanith.hatenadiary.org

 

【はじめに】ポストアポカリプスBL小説「Fallocaust」で英語を学ぼう!

0. このブログについて

このブログは、英語圏のBL(M/Mロマンス・ゲイロマンス)の「Fallocaust」を流行らせたい一心で作ったブログです。あまりにハマり過ぎて留学生活が崩壊気味になり、どうしても日本語で語りたい!と思い、作者にお願いして2章までを翻訳させてもらいました。

英語の小説を読んだことがない人でも、楽に入っていけるように1〜2章の翻訳、3章以降のあらすじや文法・語彙解説などをしていくのでわかりやすいように目次を作りました。

他の英語圏のBLを読むのにも役立つ情報を掲載していく予定です。

 

1. あらすじ・人物紹介

【布教】#ポストアポカリプスBL 『Fallocaust』(洋書)が面白すぎて何も手につきません

2. 用語集 ※随時更新・ネタバレなし

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」用語集 解説付き

3.本文の翻訳

第1章 翻訳 1/2

第1章 翻訳 2/2

第2章 翻訳

4. 第1〜2章の要約・英文解説

ポストアポカリプスBL『ファロコースト』1〜2章あらすじまとめ&解説

 

5. 第3〜12章の読み方・要約・英文解説

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第3章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第4章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第5章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第6章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第7章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第8章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第9章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第10章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第11章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第12章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第13章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第14章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第15章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第16章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第17章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第18章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第19章の読み方

ポストアポカリプスBL「Fallocaust」第20章の読み方

 

6.Fallocaust全体のガイダンスになる記事

【海外BLで学ぶ英語】Fallocaust 第1部のポピュラーハイライトの英文を解説するよ